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​​きみがいたから



さびしそうに笑ったあの日の影が
浮かび上がればすぐに顔を隠す

傷だらけの昨日が足を掴んで
引きずり込もうとする夜

早く目を閉じて

追いかけていたんだ

みんな足が早くて

いつも勝手に比べていた

見上げる空はまぶしくて

大キライだったな

あの日のぼくは弱くて
そう思えた今 すこし前を見て

がむしゃらに流した汗をぬぐう暇もなく
負け続けても挑んでく 背中を見てる

今日からの1日を変えていけるだろうか
今よりももっとステキな自分に出逢えるように

きみがいたから 何もないことが怖くて
頑張らないでと 心が叫んだ

勝てなくても

絶対に負けたくないと思えた
今ならきっと

きみのとなりで笑える気がする

きみがいたから

あの日のぼくは気付いて
歩き始めた 弱さを認めて

あの日のぼくが

今日からぼくの敵になる
堂々と大きな声を上げていけ

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