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みどり色のアーケードを通り抜けてった先に
七色の椅子達が 不揃いに並んで
いつかの夏によく来た
離れ小島にふたり
日が落ち始めてはいつも
背中ついてった あの日
毎回言えない「あいたい」の言葉を
ふんわり空に溶かして
だいたい冴えない態度の君だから
祈り 気持ち 押し込めて
Ah それはまさか 蓋をしたつもりの想いが
少しだけ溢れ出たの 瞳は嘘つけない
Ah かなわないや 全部お見通しなのかな
ゴキゲンが傾いたのは
寂しかっただけだと
勝手に納得しちゃって困ったな
妙に物わかりがいいと
やっぱり決まってこっちが一歩 足りないな
だけど 何も 言えなくて
Ah それはまさか 蓋をしたつもりの想いが
少しだけ溢れ出たの 瞳は嘘つけない
Ah こんな日に限って 向かい風が悪戯して
結わえた魔法も解けたの
それでも負けない
Ah 今度こそは 小さく深く息をして
少し前で揺れている指先 捕まえにいくの
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